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2020/04/01 item

4月のシングルオリジン ホンジュラス エル・ロブラル ナチュラル

コーヒーの実を、実のまま乾燥させた後、豆を精製するナチュラルプロセスによる豆になります。果実の風味がしっかりと残る精製方法によって、フローラルで熟したジューシーなフレーバーが特徴的です。人によってはクセが強いと感じられるかもしれませんが、それほど個性的な豆になります。これまでのコーヒーとは違うスペシャルティコーヒーならではの風味を感じていただければと思います。

コーヒー豆の個性である果実のような甘みと明るくフルーティな酸味を楽しんでいただけるよう、ハイロースト(中煎り)で仕上げています。お楽しみください。

地域及び農園について

ホンジュラスで栽培されている品種はアラビカ種で、優美な香りとドライフルーツのような甘みやフルーティーな酸味が特徴のコーヒーです。

ホンジュラスのコーヒー豆は栽培地の標高で格付けされています。今回提供する豆は「ストリクトリー・ハイ・グロウン(SHG)」に格付けされ、標高1200m以上の高地で栽培され、ホンジュラスで生産されるコーヒー豆の中で最高品質とされているランクになります。

エル・ロブラル農園は、農園主のロサ・ディマスの父の代から50年に渡ってコーヒーを生産し、氏は25年前から本格的にコーヒーの生産に従事してきました。コーヒー以外にもマンゴーや桃、グアバ、レモン、アボカドなど様々なフルーツを育てています。そうした側面もありエル・ロブラルは、農園のケアを第一に考えています。施肥、剪定、シェードの調節には特に気を遣うことで、毎年熟度の高いチェリーが収穫できるように保全しています。また、生産処理において使用する全ての機械・器具は清潔に保つことにもこだわっています。

現在、農園ではフゥネスファミリーの他、6名が働きチームとして高品質なコーヒーの栽培を行っています。そして、収穫期にはそれぞれの家族総出で総勢20~30名によるピッキング、生産処理が行われます。ロサ・ディマス氏は、自分の一族だけでなく、6家族全てが、このコーヒーによる恩恵を受けられるよう、今後も高いカップクオリティのコーヒーを生産していきたいと語っています。

コーヒー豆のプロファイル

  • カッピングプロファイル:フローラル、プラム、ストロベリー、アプリコット、ブライト、シロップ、ラウンドマウスフィール
  • 生産国:ホンジュラス
  • エリア:コマヤグア、サンセバスチャン
  • 農園:エル・ロブラル農園
  • 標高:1600m
  • 品種:カトゥアイ
  • 生産処理:ナチュラル
  • 生産者:ロサ・ディマス・フゥネス・マシャス