newsblog

2020/10/01 item

10月のシングルオリジン エチオピア イルガチェフェ セラムG1 ナチュラル

コーヒー発祥の地として、また「モカ」の名でも知られるエチオピア。その中でもイルガチェフェのコーヒーは世界中のコーヒー愛飲家から絶大なる人気を誇っています。

こちらのコーヒーはベリー系のエチオピアナチュラルらしい香りが楽しめます。フルーティな明るい酸味で、とても品質の高いエチオピアナチュラルですので、エチオピア好きの方にも自信を持ってすすめられます。
また、個性がとても分かりやすい、これぞスペシャルティコーヒーといった豆ですので、これからコーヒー豆の沼にはまっていきたいという方に試してほしい豆です。今まで飲んできたコーヒーと明らかに違うことを感じていただけるはずです。

商品名に付けられたセラムとはアムハラ語で「平和」という意味。コロナ禍で心も荒みがちですが、このコーヒーを飲んでホッと一息ついてください。

一般的なエチオピアのコーヒー流通

一般的にエチオピアのコーヒーは同国オークション経由(以下ECX)で流通されています。イルガチェフェについてはいくつかエリア毎に区分されますが、農家サイドから持ち込まれた原料はECXによって、その品質をグレード1からUGまでの 10 段階に評価付けされます。各輸出業者はECXで原料を買付し、輸出品まで仕上げています。

実際に輸出されるコーヒーの品質は、どのグレードをECXから調達するか、そしてどのような選別を輸出業者で行うかによって異なってきます。同じグレードでも会社によって品質差が生じるのはこのためです。

セラム G1 について

現地クオリティーサプライヤーとして名高い輸出業者(モプラコ社)をパートナーに選択し、セラム G1をつくっています。オークションで高品質原料を調達し、その後同社ドライミルに運び、脱殻、異物除去、選別がおこなわれます。すべての工程を適切にコントロールしていくことが高品質なカップへとつながります。更には最終選別としてハンドピックを徹底的に行い、欠点豆を限りなくゼロに近づける努力をして最終ロットをグレード1(G1)へと仕上げます。

セラム G1 ができるまで

天日乾燥、脱殻、異物除去、スクリーン選別、比重選別、風力選別、電子選別、ハンドピック

コーヒー豆のプロファイル

  • カッピングプロファイル:ストロベリー、ブルーベリー、ハニー、シルキーマウスフィール
  • 生産国:エチオピア
  • 産地:イルガチャフィー
  • 精選方法:アンウォッシュド
  • スクリーンサイズ:14UP が 80%以上
  • 標高:1,900m
  • 開花期:2~3 月
  • 収穫期:10~12 月